たのおだおかた(頼うだお方)
主人。『頼うだお方、御座りまするか御座るか』
しゅう(主)
ご主人様。雇い主。『主に暇を請わぬが法ですか』
たろうかじゃ(太郎冠者)
太郎冠者は一番偉い使用人。次郎冠者は次に偉い使用人。一番偉いといっても、使用人が一人だけのときもある。『太郎冠者居るかやい』
すっぱ(水破)
どろぼう。悪い人。『水破ならば、縄を掛けましょう』
こころもすぐにないもの(心も直ぐに無い者)
心がひねくれている者、つまり悪い人。『これは都の町を走りまわる、心も直ぐにない者で御座る』
おじご(伯父御)
親戚の伯父さん。『都の伯父御を呼びまして来い』
でんじゃもの(田舎者)
いなかもの。『私は真実、田舎者で御座って』
だいみょう(大名)
大名。えらい人。江戸時代のようなきっちりとした身分ではない。『大名じゃと言おう物を』
こうとう(勾当)
盲人の官位。『今日はこの辺りの勾当達が、この方へ寄り合わせられて』
ざとう(座頭)
盲人の官位。『座頭と月見を致した』
しんぼち(新発意)
小僧さん。『
ごじんたい(御仁体)
身分ある人。『見ますれば御仁体で御座る』
おんなども(女共)
自分の妻。『えーい、女共』
おごう(おごう)
娘。『某の無音の段は、これのおごうに免ぜさせられて下されい』
かなぼうし(金法師)
子供。『一人ある金法師は何と召さるるぞ』
うえとう(上頭)
偉い役人。『毎年、上頭へ御年貢と致いて』
そうしゃ(奏者)
受付の役人。『今日の奏者で御座る』