菓 争(このみあらそい)

 

別  名:木実争(このみあらそい 和泉流)

分  類:集狂言 その他

登場人物:栗の精(シテ)、柿、梨、梅、柘榴、なつめ、桃の精
      橘、橙、九年母、柚子、蜜柑、仏手柑、金柑の精


 あらすじ

 橘の精が一族をつれて花見をしていると、その山に住む栗の精が、 酒宴へ割って入ります。一族は山の主なので丁重にもてなして 返そうとしますが、栗があまりに無礼なので皆で袋叩きにします。
 栗は逃げ帰り、木の実の精を大勢呼んで反撃に出ます。橘一族も 迎え撃ちますが、にわかに大風が吹いて余りの寒さに両軍とも逃げ帰ります。

 

 みどころ

 栗や蜜柑が入り乱れて戦うというのが面白いのですが、 如何せん、上演頻度が極めて低い狂言です。
 もとは能「花軍(はないくさ)」の替間だったのですが、 花軍が廃曲となってしまった上、裏方を含め二十人ちかく 必要なため、上演される事がありません。 その上、それだけの労力を使って上演するほどの 面白さでもないので、 次に番組で見る事があるのだろうか、という感じです。
 ファンタスティックで良いと思うんですけどね。

文:佐渡のきつね

 公演情報

 


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