分 類:集狂言 盗人物
登場人物:盗人(シテ)、有徳人、太郎冠者、次郎冠者
あらすじ
ある男が連歌の当に当たったが、貧乏人なのでなんの用意もできない。
そこで近所に住む有徳人の家に忍び込み、道具を物色してこようと思い忍び込むが
見つかってしまい、逃げ回るうちに蜘蛛の巣に引っ掛かってしまう。
屋敷の者達に笑われるが、古歌を引用し助けてもらう。事情を知った有徳人は
男をもてなし、刀を与え許す事にする。
みどころ
舞台におかれた作り物に目が行く事でしょう。能「土蜘蛛」に
使われ、蜘蛛の巣を表しています。
それ以外は連歌の付け合いや酒宴など普通の展開を見せますが、
盗人がでてくるのにそれを持てなそうというのが変わった所です。
その変わった所を、連歌が上手くできたという事で見事につないでいます。
狂言ならではの、のどかな捕物と言えるでしょう。
文:佐渡のきつね
公演情報