別 名:出家狩人(しゅっけかりうど 和泉流)
分 類:出家座頭狂言 出家物
登場人物:左近三郎(シテ)、出家
あらすじ
左近三郎という猟師が狩りに出かけると、途中で出家と道連れになる。
折角なので、魚は食べた事があるか、妻はあるかと尋ね、出家をからかう。
出家は否定するが弓で脅されて、しぶしぶ本当の事を白状する。
いつしか殺生戒についての問答となり、最後には互いに打ち解け、
連れ立っていく。
みどころ
狩人と出家の禅問答、といったところでしょうか。
殺生戒についての問答は狂言とは思えないまともな問答で、
狂言という芸能の幅の広さを見せられます。
ただ、この問答は現代にはない文化といえるので、
面白いかと言われると、ほとんどの人には笑えない狂言といえます。
緊迫した問答が「こりゃ、鼻じゃ」というところで緊張がほどかれ、
のどかな場面になるところに面白味があるのですが、、
問答を読み込む事で面白さがわかってくると思います。
文:佐渡のきつね
公演情報