三人片輪(さんにんかたわ)

 

別表記:三人かたは(さんにんかたわ 千五郎家)

分  類:集狂言 水破物

登場人物:博奕打甲(シテ)、有徳人、博奕打乙、博奕打丙


 あらすじ

 身障者を雇おうという有徳人が高札をあげました。それを見て博奕で大負けした男達が 身障者に扮して有徳人に雇ってもらいました。有徳人が出かけている隙に 家の中を物色していると、雇われた身障者はみんな仲間っだという事に気がつきました。
 良い所であったとあって、酒蔵を開き酒宴を始めてしまいますが、有徳人が帰ってきて 慌てて逃げてしまいます。

 みどころ

 いわゆる身障者狂言の中ではまだまともな方ですが、やはり見ていてすっきりしません。
 演じる上では、いつもと違い三人での酒宴という事で間延びしてしまったり、 面白くしようとすればするほど、見ていて不快感が強くなってしまうなど、 難しい狂言です。博奕打三人の力量が揃っていないと、見ているのが辛くなります。
 笑いの要素としては良いものを持っているのですが、今の時代には辛い部分があります。

 なお、千五郎家では「片輪」が差別用語と捉えられている風潮を踏まえ、 「三人かたは」と表記しているようです。滅多に上演されない狂言となっています。

 

文:佐渡のきつね

 

 公演情報

 


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