釣針(つりばり)


分  類:聟女狂言 申し妻物

登場人物:太郎冠者(シテ)、主人、妻、女(立衆)


 あらすじ

 西宮の戎様に主従が妻乞いの祈誓をあげに行きます。 夜、主人の夢の中に戎様が現れ、何でも望みのものが釣れる釣針を授かります。 そこで太郎冠者は主人のために妻を釣ろうと言い、みごと姫君を釣り上げます。 しかしそれだけでは姫君が何かと不自由するので、お供も釣り上げます。 主人は姫君を連れてかえり、太郎冠者はお供の中から好きなものを 妻にしてよいと言われ品定めしますが、どれも被衣を取ると醜女なので 逃げ出してしまいます。

 みどころ

 何でも望みのものが釣れる釣針があったら、みなさんは何を釣り上げるでしょうか。
 それはさておき、西宮の戎様といえば、大きな鯛をもってますよね。 ですので、釣針をくれたのです。その釣針で文字どおり女性をひっかけたのですが、 太郎冠者の好みにはあわなかったようですね。
 この狂言は歌舞伎舞踊の「釣女」に取り入れられています。

文:佐渡のきつね

 

 公演情報

 


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