瓜盗人(うりぬすびと)

分  類:集狂言 盗人物

登場人物:盗人(シテ)、畑主


 あらすじ

 ある男が通りかかった畑から瓜を盗んでしまう。これをさる方へ献上した所、 大変気に入られてしまい、もう一つ欲しいと言われてしまう。盗ってきたものとは言えず、 また盗みに来る。畑主も再び盗まれないように柵を作ったり案山子を作ったりするが、 瓜を盗られてしまう。そこで畑主は自分が案山子に成りすまし盗人を捕まえようと待ち構える。 そうとはしらない男は、畑主が扮した案山子相手に祭礼の余興の練習をしはじめるが、 畑主が男を捕まえようとした所、「案山子が化けた」と言って逃げ出してしまう。

 みどころ

 男と畑主が出てきますが、二人が言葉を交わす場面はほとんどなく、シテの独り舞台と言えます。 瓜を取るのに苦労したり、余興の練習をしたりと大忙しですが、 シテの力量を十分に楽しむ事のできる曲です。  かわいらしい(?)案山子がでてきますが、組み立てたり畑主に着せたりと大活躍の小物です。 普段目立つ事のない後見ですが、こういうところで手間取って目立ってしまう事もあります。 だからといって、そこばかり見ていると面白さも半減してしまいますが。

文:佐渡のきつね

 公演情報

 


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