弓矢太郎(ゆみやたろう)

分  類:和泉流占有曲

登場人物:太郎(シテ)、当座、太郎冠者、天神講の連中(立衆)


 あらすじ

 太郎はいつも弓矢をもって威張り散らしていますが、 実は大変な臆病者なのです。 今日も天神講の寄り合いにやってきて 自慢話をしますが、講の連中が怪談話を始めると、 とたんに気が弱くなって目を回してしまいます。 なおも強がる太郎に対し、天神の森に鬼がいるかどうかを 確かめて来いというように話が進んでしまいます。
 臆病者の太郎は、恐ろしいので鬼の面をつけて見に行きます。 天神講の連中は太郎を脅かしてやろうと鬼の面をつけて 天神の森へやってきますが、鬼の面をつけた太郎冠者に ぶつかり、みんな気を失ってしまいます。 太郎も鬼がいっぱいいるので気を失ってしまいます。

 みどころ

 よくできた狂言です。現代劇にしても通用するでしょう。 単に、太郎が臆病なだけではなく、みんなが臆病だったというのが 狂言らしく、また、劇として面白い所です。

文:佐渡のきつね

 

 公演情報

 


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