祐 善(ゆうぜん)

分  類:鬼山伏狂言 能がかり物

登場人物:祐善の霊(シテ)、旅僧、所の者


 あらすじ

若狭国轆轤谷から都へ来た旅僧が五条油小路で時雨にあう。 草庵で雨宿りをしていると男が現れ、「祐善が宿り」と 言い残し消える。不審に思った僧が所の者に尋ねると、 昔この所で傘の張り死をした祐善という男の幽霊であると 答える。 僧が祐善の跡を弔っていると、祐善の幽霊が現れ、 日本一の下手と言われて傘の張り死をした有り様を 僧に見せ消える。

 みどころ

 これも能のパロディです。複式能の形式を取っています。 能を知らない人には全く楽しめませんので、ぼーっとしながら見て、 雰囲気だけ感じて下さい。
 轆轤谷とか小路とか、 傘にゆかりのある言葉がでてきますが、 自らの死の有り様を舞う場面では傘を使い、かさづくし(笠と傘)の謡にのせて ちゃんと話がすすんでおり、感心してしまいます。

文:佐渡のきつね

 

 公演情報

 


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